にがりダイエット

管理栄養士

しかし、にがりの主成分や効能などについては詳しく知らないという方も多いと思います。

そこで、今回は『にがりダイエット』について特集したいと思います。

にがりとは? bookmark

にがりは、海水から塩を作るときに出来る生成物です。
主成分は『塩化マグネシウム』で、ミネラルの一種です。
にがりは、お豆腐を作る際の凝固材として使われています。
にがりとダイエットとの関係
では、実際ににがりはダイエットに効果があるのでしょうか?
にがりには、膵リパーゼの働きを抑えて、腸内で脂肪を分解する働きを抑えて、血中脂肪の上昇を抑え、そして、腸内で分解・吸収されなかった脂肪が便と一緒に排泄されて、肥満防止に働く、といった効果があるとされています。
また、便を軟らかくしてお通じを良くし、便秘の改善に効果があるとされています。

にがりの主成分:マグネシウムについて bookmark

マグネシウムは成人の組織中、約60~65%は骨に含まれており、体内で合成することが出来ません。
よって、食物から摂取するしか方法はありません。
マグネシウムの生理作用は、神経の興奮性や筋肉の収縮を調節するほか、体温や血圧を調節します。
食品では、魚介類、肉類、ひじき、ほうれん草、バナナ、アーモンド、納豆などに多く含まれています。
ですので、一般的な日本食を食べていれば、欠乏する事はありません。
それよりも、最近の『にがりブーム』によって、過剰摂取の傾向がないかが気にかかります。
過剰摂取の影響としましては、傾眠傾向になったり、低血圧になる可能性があります。
にがりはミネラルが豊富な、いわゆる健康食品ではありますが、あくまでミネラルの一種です。
欠乏しても、摂りすぎても体には良くありません。

結論 bookmark

にがりには、『基礎代謝を上げる』効果があるとか、『ダイエットに効果がある』といわれていますが、
マグネシウムにはそういった効果がないこととが、お分かりいただけたかと思います。
ミネラルも体に大切な栄養素ですが、ひとつだけ大量に摂取することはよくありません。
ミネラルもバランスが大切なのです。いくら健康に良いとされていても、バランスが偏っていれば、ダイエットどころか体に良くありません。
『にがりを飲んでいれば痩せられる』と言うわけではありませんので、あくまで『健康食品のひとつ』であると考えて頂きたいと思います。

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