天天素

管理栄養士

ついに死者が出てしまうという最悪の状況になってしまいました。

天天素について、厚生労働省が発表した記事をもとに、中国製健康食品についてお話したいと思います。

これは、『HCAについて』の続報ですので、詳細な情報はそちらをご覧ください。

天天素に含まれていたマジンドールとは bookmark

中国製ダイエット食品は様々な健康被害が報告されています。今回の天天素に関しては、2005年5月24日厚生労働省が広島県等の都道府県と健康被害状況について調査を実施し、国立医薬品食品衛生研究所等が天天素の成分を分析しました。

ここで、『マジンドール』と『シブトラミン』という薬物が検出されました。『シブトラミン』に関しては、『曲美について』を参照してください。

天天素に含まれていたマジンドールとは bookmark

マジンドールは国内未承認の向精神薬で、薬事法と麻薬及び向精神薬取締法によって取り締まられているものです。

一応食欲抑制剤として使われているものですが、依存性がある麻薬や覚せい剤の様な症状があります。

下記にしめすページに詳しい情報が記載されておりますので、確認してみてください。
ダイエット用食品「天天素(天天素清脂こう嚢)」(マジンドール等を含有する無承認無許可医薬品)によると疑われる健康被害について(厚生労働省)
マジンドール等を含有する無承認無許可医薬品によると疑われる健康被害について(平成17年5月24日発表)

また下記のページには中国製ダイエット食品の健康被害件数が記載されております。
こちらもあわせてご覧になることをお勧めします。

医薬品成分が検出された製品リスト(平成17年1月19日現在)

輸入健康食品を購入する際の注意点 bookmark

天天素だけでなく、輸入健康食品を購入する際に注意するべき点は副作用です。副作用について見てみるとある程度記載された成分以外の成分が入っているものが予想できます。
私がHCAの記事を執筆した際に、こういった調査はまだ行われていませんでしたが、私からするとやっぱりなあと思った程予想通りの展開になりました。

やはり中国製ダイエット食品は、漢方文化が発達している中国で作られているわけですから、日本人にはあわないし、日本の薬事情とは異なっていますから注意が必要です。

エフェドラ等は麻黄として漢方の世界では呼吸器系の薬であるとされていますし、中国製のダイエット食品の食欲抑制効果を期待する成分はシブトラミンがスタンダードです。
中国だけでなくアメリカでは、日本では認可されていなかったエフェドラがつい最近まで許可されていました。

民族によって食生活が違うのと同じように、薬事情もそれぞれ違います。副作用と言う言い方をすると副作用の方が効果が低いと思っている方もいると思いますが、副作用と言うのは期待する効果ではないと言う意味で、期待しない作用の方が強い場合も多いのです。

これは抗がん剤等でも分かると思います。
日本の認可が出ない薬はまだ治験結果が集まっていないと言うこともありますが、日本人には合わないと言う場合もあります。
不認可成分が入っているものに関しては、絶対買わないでください。

天天素について思うこと bookmark

今回発見された成分である『マジンドール』は今までの食欲抑制剤ではなかった成分として、『依存性』と言うものがあります。これは非常に危険です。

上記の厚生労働省のリストをキチンと確認し、これに含まれている製品を使用または使用を検討されている方は直ちに使用を中止してください。

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