食前キャベツダイエット

管理栄養士

昨年テレビで紹介されて、話題になっているのですが、その方法として、

食前に生のキャベツ1/6玉をざく切りにしたものを10分かけて食べる。

お手軽さと、キャベツという身近な食材を使用していることが人気の理由のようです。

食前にキャベツを“よく噛んで”食べることによって、脳の満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐことが出来るためです。

太ってしまうのは、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るためで、要するに「食べすぎ」が原因の方が多いのです。

そのため、「よく噛んで食べる」と言うことは、ダイエットにおいてとても基本的なことで、私もダイエットのアドバイスには必ずよく噛んで食べるように、と伝えます。そして、「よく噛む」と言うことが重要なので、キャベツにこだわらず、きゅうりやセロリなどの噛みごたえのある野菜なら代用可能です。

キャベツダイエットのカン違い bookmark

しかし、「実行しているのに一向に痩せない」と言う方もいらっしゃると思います。

単に「キャベツを食べるだけ」と思っていませんか??

キャベツを食べても、食事量が減っていないのなら、当然痩せるわけはありません。

キャベツダイエットのルール bookmark

考案者の先生の著書を拝見すると、キャベツを食べる以外にもルールがあるのです。まず大前提が、キャベツはノンオイルドレッシングなどで食べること。(マヨネーズやオイル入りのドレッシングは使わない)

その1.たんぱく質を1日70g摂取する

その2.1食のご飯は茶碗3分の2杯(約120g)

その3.果物は1日に握りこぶし大を2個

その4.砂糖菓子や油ものは控える(和菓子、洋菓子、揚げ物はNG)

その5.夕食は午後8時までに済ませる

などがあり、糖尿病の食品交換表がベースになっているようです。

これらのルールを忠実に実行すると1日の摂取エネルギーが1200kcal~1500kcal程度になり、まさに「ダイエットの基本」のような食事内容になります。

まとめ bookmark

少々くどいですが、「キャベツを食べるだけで痩せられる」のではありません。

“よく噛んで食べる”というのはダイエットにおいて非常に重要な心がけです。そして、キャベツに限らず、食事の始めに野菜料理を食べたり、汁物を飲んでお腹を落ち着かせることも食べすぎを防ぐ効果があります。

献立の工夫としてご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

大丈夫ですか?そのダイエット